「ごめんね、お母さん」気づいたときには遅かった《親の認知症のサインが潜む》実家の3つの場所とは?
「ごめんね、あの時気づいていればよかった」認知症介護の経験者が後悔
親と接していて「何となくいつもと違う」「昔はこんな風じゃなかったのに」と思うことがあれば、親本人の様子はもちろんのこと、生活空間である“場所”もちょっと注意して見てあげてください。 認知症は早期に発見することで適切な医療や介護に繋げることができます。筆者はその初動をしくじり、じょうずな対応ができなかった一人。 約7年にわたる介護生活は、常に母娘でお互いを責め合う辛いものでした。そして母を看取った今、思うのです。「お母さんごめんね、あの時気づいていればよかった」と。 この夏のお盆に、実家で親とゆっくりした時間を過ごせるみなさんは、ここに挙げた「3つの場所」を、ぜひさりげなく確認してみてください。 健やかで穏やかな親子関係を長く続けるための、ささやかなきっかけになるかもしれません。
参考資料
・株式会社LIFULL senior「【お盆の帰省で見直したい、高齢の親へのサポート】6割が見守りツールを「知っているが利用したことはない」。老後の話し合いは死後の話よりもされていない。LIFULL 介護が「一人暮らしの親」へのサポートに関する調査を実施」(PR TIMES)2024年8月8日 ・厚生労働省「認知症ケア法-認知症の理解」
吉沢 良子