【パイロットの年収】飛行機のパイロットの年収は「1500万円」以上?なるためにかかるお金はいくら?
飛行機のパイロットは年収が高い仕事だと聞いたことはあるものの、なぜ年収が高いのかが気になる方は多いでしょう。 またパイロットになるまでには、どれくらいの費用が必要なのかが気になる方もいらっしゃるかもしれません。 今回は、パイロットの平均年収と併せて、パイロットになるまでにかかる費用の目安をご紹介します。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
飛行機のパイロットの平均年収は?
厚生労働省が運営する職業情報提供サイト Jobtagでは、飛行機のパイロットの平均年収は1600万3000円とのことです。 年齢別では、55~59歳の平均年収が最も高く、2530万5600円となっています。パイロットの年収は20歳から59歳まで、年齢を重ねるごとに右肩上がりになる傾向があります。 このようにパイロットは、年収が非常に高い仕事だといえるでしょう。
パイロットの年収が高い理由
パイロットの年収が高い理由として、以下の2点が考えられます。 ・乗客の命を預かるなど、責任が大きい ・パイロットになるまでに多くの訓練と資格が必要 乗客を乗せて国内・国際路線の航空機を操縦する責任は、非常に大きいはずです。 また、パイロットになるまでに多くの訓練を重ねて、専門的な資格を習得したことも考慮されているのかもしれません。 パイロットとして就業するには、定期運送用操縦士という資格などが必要とされています。このような資格は、航空会社に入社して養成訓練を受けたり、航空大学校に入学したりして取得することが一般的なようです。 資格取得後も、航空会社で所定の訓練を受ける必要があり、20代後半でようやく副操縦士として飛行経験を積めるといわれています。機長に昇格できるのは、30代後半から40代前半が一般的でしょう。 パイロットは責任が大きいことに加え、就業するまでに多くの訓練が必要なことが高年収につながっていると考えられます。
パイロットになるまでにかかる費用は?
パイロットに必要な資格を4年制の航空大学校に入学して取得する場合は、約2200万円の学費が必要だと考えられるでしょう。 すでに自家用操縦士という資格を保有している場合は、2年制の航空大学校に入学できる可能性もあります。2年制の航空大学校の場合は、約1500万円の学費が必要だと考えられます。 したがって、パイロットになるまでにかかる必要な費用は、2000万円前後が目安といえるでしょう。