9月の有効求人倍率 3年ぶりに1.50倍を下回る 岐阜労働局
9月の県内の有効求人倍率は、前の月より0.02ポイント低い1.49倍で、3年ぶりに1.50倍を下回りました。 岐阜労働局が29日発表した9月の一般職業紹介状況によりますと、仕事を求めている人 1人に対して、何人の求人があるかを示す県内の有効求人倍率は、前の月より0.02ポイント低い1.49倍で、3年ぶりに1.50倍を下回りました。 産業別の新規求人状況は、いずれも去年の同じ月と比べ、金融業・保険業は87人が増えた一方、医療・福祉は436人、卸売業・小売業は239人サービス業が203人それぞれ減りました。なお、景気の先行指標とされる新規求人数は、前の月から18.3%減って1万4072人でした。 岐阜労働局は「県内の雇用情勢は、求人が求職を上回って推移しているものの、改善の動きにやや弱さが見られる。引き続き、物価上昇などが雇用に与える影響に注意する必要がある」との認識を示しました。