エゾナキウサギの愛らしさに「キュン死」 積雪に備え、食べ物集め
北海道・大雪山国立公園南側にある鹿追町の岩場で、エゾナキウサギが冬支度に励んでいた。冬眠しないため、本格的な積雪までに、岩のすきまに食料の草をため込む。 【写真】岩場を行き来して植物を食べるエゾナキウサギ=2024年11月10日午前10時27分、北海道鹿追町、角野貴之撮影 握り拳ほどの大きさのウサギは、動けば機敏、止まればひなたぼっこ。専門家によると、電車が駅を巡るように、えさ場などの決まった所を決まった道で巡る動きをするという。植物をはむ表情は笑顔のよう。その愛らしさに「キュン死(心臓が止まりそうなほど愛らしいの意)」と、SNSなどで話題にもなっている。
朝日新聞社