新NISAが始まり5カ月が経過し、成長投資枠を検討する個人投資家が知っておきたい株式投資の3つの特徴
特徴2:配当は利益が出た後に得られる株主だけの特権
配当はどの企業も実施しているわけではありません。 基本的には1年間に稼いだ利益の中から株主に支払われます。利益から税金を支払ったのちの「当期純利益」が多ければ多いほど配当原資が増えます。 また、発行済株式総数が少なければ少ないほど一株当たりの配当は増えます。米国企業で株主還元に積極的な企業は「自社株買い」を行い、発行済株式総数を減らしていく企業もあります。そのように株数を減らすことで既存の株主がメリットを受けるような状況にしているのです。 国内企業でも毎年増配を続けている企業もありますから、そうした企業に投資をしてみて是非配当ライフを満喫したいものです。 ちなみに、毎年配当が増えている企業は「配当貴族」などと呼ばれたりしています。
特徴3:意外に楽しい株主優待ライフ
株主優待は「個人投資家に株式投資を身近に感じてほしい」、「長期で投資をしてほしい」という思いで設定されています。 したがって、自分のお気に入りの企業を見つけて投資をするとよいと思います。 まずは自分の興味のある会社の株主優待について調べてみてはいかがでしょうか。
青山 諭志