【高校野球】広陵 プロ注目右腕の高尾響が報徳学園を7回途中2失点 フォーム変更に手応え
◆練習試合 報徳学園2―1広陵(9日・報徳学園グラウンド) 広陵(広島)のプロ注目右腕・高尾響(3年)が、センバツ準Vの報徳学園との練習試合に登板し、7回1/3を5安打2失点に抑えた。 初回から走者を出しながらも要所を押さえ、5回まで3安打無失点と好投。6回、4番の只石貫太捕手(3年)が左翼へ高校通算23本塁打目のソロ弾を放ち、広陵が先取点を挙げた。しかし、直後の回で先頭に二塁打を浴びると、犠打を高尾が一塁送球へ悪送球。同点にされると、その後の1死一、三塁で併殺の間に勝ち越された。「要所要所で抑えられたのはよかったけど、6回、自分のミスから失点につながったので、そこはしっかり反省しないといけない」と話した。 夏の広島大会開幕は7月6日。残り1ヶ月を切る中、「カーブの制球力を上げるのと、ピンチの時にしっかり低めに制球するというところは(センバツ)終わってから練習しています」と高尾。また、2段モーションにフォームを変更し「変えたばかりだけど悪くない。半分以上は状態を持ってこれているので、夏までに100に持っていきたい」と意気込んだ。
報知新聞社