競泳パリ代表 平井瑞希が100バタ自己ベスト2連発 「狙い通りでうれしい」
競泳の神奈川県高校総体が22日、横浜国際プールで行われ、女子バタフライでパリ五輪代表の平井瑞希(日大藤沢)が女子100メートルバタフライ決勝で56秒33の自己ベストをマークし、1位となった。 平井は、午前中の予選を56秒73の自己ベストで泳ぐと、決勝でもさらにタイムを上げた。今年3月のパリ五輪代表選考会で出した自己ベストを0秒58上回り、「狙い通りでこれて、うれしかった」と笑顔で振り返った。 パリ五輪に向けては、海外に遠征に行く選手がいる中、高校3年生の平井は、勉強と両立しながら、国内で調整している。五輪前最後のバタフライのレースで弾みをつけ、「ちょっとずつ課題はクリアできている」と手応えを語った。 パリ五輪に向けては、50メートルをターンした後の浮き上がり動作を課題に掲げ、「自己ベストと日本記録(56秒08)の更新ができるように頑張りたい」と意気込んだ。