「将来世代応援企業賞」に大津市の日本電気硝子
BBCびわ湖放送
全国25の道府県の知事らが、子育てや若者支援などに取り組む企業に贈る「将来世代応援企業賞」に、大津市の日本電気硝子が選ばれました。 「将来世代応援企業賞」は、滋賀県を含む全国25の道府県の知事らによる『将来世代応援知事同盟』が設けていて、子育てや女性・若者への支援について、独自性や先進性のある取り組みを積極的に行っている企業を表彰するものです。 今回は、24の企業が選ばれ、このうち滋賀県からは、大津市に本社がある特殊ガラスなどを製造する日本電気硝子が選ばれ、22日、県公館で大杉住子副知事から、賞状が手渡されました。
日本電気硝子は、「育児のための短時間勤務制度」を導入し、子どもが小学3年生まで、最大2時間までの短縮を6パターンから選ぶことができるなど、それぞれの生活に合わせた働き方の選択ができるほか、男性の育児休暇の取得期間については、法定の出生後8週間以内を2歳になるまでにするといった独自の取り組みを行っています。 今回の受賞について、大杉住子副知事は、「将来世代の応援をリードする存在としてとても心強い。このような企業が増えていくように県も応援していきたい」と話しています。