【夏の旅行シーズン真っ盛り】Z世代はコスパ重視の旅準備。同行者とのトラブルも気にする傾向に
夏真っ盛り! 旅行の季節がやってきました。お盆休みに向けて計画を立てている社会人の方も多いのではないでしょうか。 ◆【図表5枚】日本人国内旅行消費額の推移(2014年~2023年)。2枚目以降調査結果データを紹介します! 観光庁によると2023年の日本人の国内旅行消費額は21.9兆円となり、コロナ流行前の2019年に迫るレベルまで回復しています。 現役大学生の筆者はいわゆる「遠出派」ではありませんが、今年の夏は、近場で皆でエアビ―を借りてサウナとBBQなど、楽しみなイベントがたくさんです。 そんな中、親世代と旅行先でのお金に対する意識や使い方が違うなあと感じることがしばしばあります。 今回は、各種調査結果を用いて、世代間に見る旅先でのお金の意識や、グループ旅行の際に気を付けていることなどについて見ていきましょう。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【コスパ重視のZ世代】予算内に収めるために色んな工夫をしています
REVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN株式会社が行った国内外旅行におけるお金に関する意識調査から、世代間の旅行に対する価値観に迫っていきましょう。 調査概要は以下の通りです。 ・調査対象:18~64歳の日本に居住している方 ・有効回答数:671人 ・調査期間:2024年4月16日~4月23日 ・調査方法:インターネット調査(YouGov) ※特に明記がない限り数字はすべてYouGov Singapore Pte Ltd.提供 ●比較的安い交通手段を選ぶ人が多数 全世代で最も多かった意見が「比較的料金の安い交通手段を選ぶ」でした。鉄道や飛行機などは予約する際には予約サイトや日時によって金額が変動するためできるだけ安い選択肢を選びやすいということも背景にありそうです。 他の選択肢としては「宿泊施設を事前に予約して早期割引を受ける」、「衝動買いを避け、買い物リストにないものは買わない」などがありました。 世代間の差を見ると18~24歳ではどの項目においても工夫を凝らしている割合が高く、他の世代よりも費用に対しての意識が高いことが見受けられます。