「THE KNOCK OUT FIGHTER」第2弾は鈴木千裕軍vsMMA連合軍。全勝宣言の鈴木に大沢ケンジ「MMAは全然違うからな」【KNOCK OUT】
KNOCK OUTが10月3日、都内で会見を開き、選手育成プロジェクトでTOKYO MXで放送されているリアリティー番組「THE KNOCK OUT FIGHTER」第2弾の新たな決定事項が発表された。 シーズン1では鈴木千裕と五味隆典がそれぞれチームを率い、選手を育成し対抗戦を行った。シーズン2では当初、鈴木千裕率いる「チームKNOCK OUT」と和術慧舟會HEARTS主宰の大沢ケンジ氏が率いる「チームHEARTS」の図式で行われることが発表されていたのだが、大沢氏の希望で急きょ、NATURAL9の美木航氏、THE BLACKBELT JAPANの鶴屋浩氏、リバーサルジム立川ALPHAの金原正徳、TRIBE TOKYO MMAの長南亮氏を巻き込んで「MMA連合軍」を結成することとなった。 この日の会見にはチームKNOCK OUTの鈴木、渡慶次幸平、MMA連合軍の大沢氏、美木氏が登壇した。 鈴木は「打撃は僕の得意分野。一緒に練習している仲間にそれを伝えれば負けることはないのかなと思う。前回は1敗した。今回は全勝できるように鍛えていく」、渡慶次は「前回のKNOCK OUTの代々木大会でも栗秋祥梧が勝ったが、このルールではMMA選手は勝てないと思いますよ、大沢さん。このルールはキックボクサーがかなり有利だと思う。千裕が見切れない子たちをしっかりカバーして、千裕流にみんながなるように、全勝を目標に頑張る」と全勝を誓う。
大沢氏は「最初は和術慧舟會HEARTS軍でと考えていたが、最初に鈴木千裕軍を見させてもらった時に“こりゃまずいぞ”となり、山口さんに相談してMMA連合軍でやらせてもらうことになった。UNLIMITEDルールといっても、MMAとして恥ずかしいところは見せられないということで僕の周りの選手を育てている実力者たちに声をかけさせていただいた。MMAの打撃は立ってのものだけでなく、組んで出すのもMMAの打撃。そういう意味ではUNLIMITEDルールを完全に魅せられる形かなと思う。キックボクシングだと思っていると“君たち、ちょっと違うぞ。MMAは全然違うからな”という、長くMMAにいる人間だからこそ、感じさせられる戦い方でいこうかなと思っている」と熱弁を振るう。 美木氏は「今、大沢さんが言ってくれたことがすべてなので僕からは言うことはありません。うちは協力させてもらうんですが、打撃が強いというよりもキャラが強いので、まず選考会を勝ち抜けるかというところからが勝負ですね」と語った。
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