【ドジャース】両チーム合計33安打26得点の乱打戦 大谷は1安打1打点 山本はメジャーの洗礼浴びる 反撃及ばず開幕2連勝ならず
◇MLB開幕戦 パドレス15-11ドジャース(21日、韓国ソウル・高尺スカイドーム) 【画像】笑顔を見せる大谷翔平選手 韓国・ソウルで行われたMLB開幕シリーズの第2戦。両チーム合計33安打26得点の乱打戦の末、ドジャースは11-15で開幕2連勝とはなりませんでした。 メジャー初登板となった山本由伸投手は初回、ヒットと死球でノーアウト1、2塁のピンチを招くと、クロネンワース選手にタイムリー3ベースを打たれ、いきなり2失点。その後も犠牲フライと2者連続タイムリーを打たれ、1回5失点で降板。投じた43球中20球がボールと、コントロールが定まりませんでした。 打線はその裏の攻撃。「2番・指名打者」でスタメン出場の大谷翔平選手が、初球のカットボールを強打。打球速度が約175キロの弾丸ヒットで出塁すると、続くフレディ・フリーマン選手が四球を選び、1アウト1、2塁のチャンスを作り、ウィル・スミス選手がタイムリー。2塁ランナーの大谷選手がホームを踏み、1点を返します。 2回には、チャンスで大谷選手がもう少しでホームランになりそうな特大の犠牲フライを打ち、1点を追加したドジャース。しかし3回に再び大量失点。2番手のマイケル・グローブ投手が3連打を浴び、1アウトから満塁のピンチを背負うと、ザンダー・ボガーツ選手に2点タイムリーを打たれるなど、4失点して9-2と突き放されます。 それでもドジャースは3回裏、ジェーソン・ヘイワード選手とムーキー・ベッツ選手のタイムリーなどで4点を奪い、点差を3点に戻します。 そして5回裏には、ベッツ選手がMLB全体でも今季1号となるホームランを放ち、8-10と追い上げます。 しかしドジャースは6回に1点を失うと、続く7回には3塁手のマックス・マンシー選手のエラーで1点を失い、点差を4点に広げられます。 7回には、1アウト1塁の場面でパドレスの松井裕樹投手が登板して、大谷選手とメジャー初対戦。大谷選手は初球のスライダーを捉えるも、フェンス手前で打球が失速してライトフライに打ち取られました。 その後、松井投手はフリーマン選手にヒットを打たれて2アウト1、2塁のピンチを背負い、スミス選手にセンターとセカンドの間に落ちるヒットを打たれ、1点を奪われますが、これ以上点を許しませんでした。 ドジャースは8回、2アウト2、3塁のチャンスでベッツ選手がセカンド強襲のタイムリー内野安打を放ち、11-12と1点差にするも、続く大谷選手が凡退。 9回にはマニー・マチャド選手に3ランを打たれ、パドレスに突き放されたドジャース。開幕2連勝とはなりませんでした。 また先発の山本投手はMLB初登板も今季1敗目、大谷選手は5打数1安打1打点の活躍でした。