24歳男性巡査 17歳女性と性行為 停職処分 別の男性巡査は”副業”で警備員 ギャンブルで800万円借金 兵庫県警
大阪市内のホテルなどで17歳の女性と性行為をしたなどとして、兵庫県警は26日付で、24歳の男性巡査を大阪府青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検し、停職6ヵ月の懲戒処分にしたと発表しました。 兵庫県警によりますと、神戸市内の警察署に所属する男性巡査(24)は5月、18歳未満の女性だと知りながら、大阪市内のホテルで性行為をしたということです。 男性巡査は去年8月、業務を通じて女性と知り合い、その後神戸市内の路上で偶然再会して、メッセージアプリで連絡先を交換。 勤務中にも女性とメッセージアプリのやりとりをしていたといいます。 兵庫県警は26日付で男性巡査を書類送検するとともに、停職6ヵ月の懲戒処分にしました。 警察に対し、「相手方に迷惑をかけたので、謝りたい」と話しています。 また兵庫県警は、署内にある上司の机から5月下旬、現金3万円を盗んだとして、窃盗などの疑いで神戸市内の警察署に所属する別の男性巡査(26)を26日付で書類送検し、停職1ヵ月の懲戒処分にしました。 さらにこの男性巡査は、去年10月から今年3月までの間、副業が禁止と知りながら、警備員や飲食店のアルバイトをし、約53万円の収入を得ていたということです。 男性はギャンブルで約800万円の借金があり、家族からも750万円を借りていたといい、警察に対し、「とんでもないことをしてしまった。上司にはお世話になったのに、裏切ってしまい、本当に申し訳ない」と話し、26日付で依願退職しています。 兵庫県警本部の監察官室長は、「いずれの事案も警察官として恥ずべき行為であり、厳正に処分いたしました。職員に対する職務倫理教養を徹底し、再発防止に努めて参ります」とコメントしています。
ABCテレビ