しゃきしゃき食感のネギ「甘くておいしい」 掘り出した1万本は収穫祭で販売へ
長野県安曇野市のあづみ農協女性部穂高支部は13日、同市穂高の畑で4月から育ててきた「吉蔵(よしくら)ネギ」を収穫した。順調に成長したネギの丈は腰の高さほど。女性部員ら約30人は、掘り出しては土を取り、ひもで束ねていった。同農協穂高支所で16日に開く秋の収穫祭で販売する。 【写真】収穫したネギは1万本。30人がかりでひもで束ねていく
吉蔵ネギは茎が分かれて増える「分けつ」が少なく、しゃきしゃきした食感が特徴。甘くて光沢がある。同支部は農地の有効利用と女性部員の交流を目的に、20年ほど前から吉蔵ネギを栽培。この日だけで約8アールの畑に植わった約1万本全てを収穫し終えた。
秋の収穫祭は午前9~11時。吉蔵ネギを一束(約2キロ)500円で売るほか、新米やリンゴも並ぶ。同支部ねぎ部長の浅川寿美子さんは「天候にも恵まれ、ネギの出来は良好。甘くておいしいので多くの人に食べてほしい」と話していた。