水面を泳ぐ…ナマズ!? キュートな見た目でエグいほど釣れる『NZクローラー(デプス)』
様々な状況に応える全3サイズの品揃え
134mmのオリジナル、96mmのJr.に加え、昨季は75mmのタイニーもラインナップ。 「基本はオリジナル。ただ要望にお応えして、マッチ・ザ・ベイトにセレクティブな状況にも対応できるサイズも作りました」
ハルゼミが鳴いたら本格シーズンの開幕
「気温が20度を超えたらハルゼミが羽化して鳴き始めますね」 桧原湖虫パターン開幕のゴング。5月中には盛んに鳴き始めると共に、スモールマウスは産卵から回復傾向となり両者の付き場がリンクへ。
「水面とウイングの角度は45度までに」
「巻きが速過ぎるとウイングが立ち過ぎる。理想は45度まで」 この角度に大型を呼ぶ黄金比がある。ウイングを水平方向に開けば、モジモジ微波動の動きも出る。だが、敢えてノーマルを推奨。NZの真の強さを体感せよ。
使用タックル
<オリジナル&Jr.用> ●ロッド:サイドワインダー・グレートパフォーマーHGC-77XS GPボアコンストリクター(デプス) ●リール:メタニウム シャローエディションHG(シマノ) ●ライン/リーダー:オルトロスPE WX8ゾーンカバー3号/オルトロスFC20~24lb(共にエックスブレイド) <タイニー用> ●ロッド:ゲインエレメントGE-610MRムービングエレメント(デプス) ●リール:アルデバランHG(シマノ) ●ライン:オルトロスPE WX8ゾーンカバー2号/オルトロスFC14lb(共にエックスブレイド)
渡部圭一郎(わたなべ・けいいちろう)
オンシーズンは福島・桧原湖をベースとするK-RO(読み:ケーロウ)ガイドサービス主宰にして、オフは奇才ハンドメイドビルダーとしての顔を持つ手練。NZクローラー(デプス)は氏のウッド作を量産化した意欲作のひとつとして世に広く知られる。