「須坂ショッピングセンターパルム」の協同組合が破産手続き開始決定 郊外型のスーパー出店相次ぎ売り上げ減少 負債約16億3500万円 9月20日事業停止
須坂市で50年以上続き、多くの市民に愛されていたショッピングセンター「パルム」の運営・管理を行う組合が長野地裁から、破産手続きの開始決定を受けたことが分かりました。 民間の信用調査会社、帝国データバンクによりますと、須坂市の「須坂ショッピングセンター協同組合」は10月28日に長野地裁から、破産手続きの開始決定を受けました。 組合は1968年に設立され、「須坂ショッピングセンターパルム」の運営・管理を担ってきました。 年間の売上高は1994年3月期にはおよそ「1億4700万円」を計上していましたが、その後、郊外型のスーパーマーケットの出店が相次ぎ、1990年代後半から核となるテナントが相次いで撤退。 集客力を失い去年3月期の売上高は「およそ1500万円」にとどまっていました。 そして債務超過に陥り、今年9月20日に事業を停止したということです。 負債はおよそ「16億3500万円」に上っています。〆