片づいた家に「マット」は必要ない。3人子育て中の40代が実感したメリット
洗濯ものが乾きにくい梅雨の時季。なかでも、分厚いマット類は乾かすのが大変です。3人の子どもと夫の5人で暮らすharuさんは、そんなマット類をやめたと言います。マット類を手放したきっかけや、マットのない暮らしで気がついたメリットなどを語ります。 【写真】トイレマットも手放したら快適に
リビングのラグをやめたら、掃除機がけがラクに
わが家はフローリングですが、ラグを敷かない生活を送っています。 メリットは、やはり掃除がしやすいこと。子どもがいると食べ物や飲み物がこぼれることはしょっちゅう。小さい頃はとくに、「こんなにこぼすのか…」というくらい、毎日なにかがこぼれていました。 それがもしラグの上だったら、シミを取るだけでも手間がかかるし、洗濯機に入れて、乾かしてとなると時間もかかります。床の場合はサッと拭くだけなので、ものの数分で済むところがとてもラクで気に入っています。 また、アレルギーのある子どもがいるので、ラグがないほうがダニも発生しにくく、掃除機がけをしやすいのも魅力です。
キッチンマットをやめたら、大物洗いの手間がなくなった
結婚したての頃は、当たり前のようにキッチンマットを敷いていました。だんだん汚れていくものの、洗濯がおっくう。梅雨時はとくに、乾きにくいことがネックでした。 そんなわが家がキッチンマットをやめたきっかけは、引っ越しでした。当初はマットを買い替える予定でしたが、気に入ったマットが見つからない。気に入ったマットが見つかるまで…と思っていましたが、マットがない生活が当たり前になってくると、マットがなくても困らないと気がつきました。 初めは気に入ったマットでも、使っているうちに調味料などのシミができてきます。洗濯しても落ちづらく、シミ取りも大変。汚れたマットだとテンションも下がります。マットを敷かないと床に直接汚れがつきますが、その方が気になってすぐに拭けるので、キレイな状態をキープしやすいと感じています。
買い替えのタイミングに悩む、トイレマットもやめた
トイレマットも長年使っていました。当たり前に敷くものだと思っていましたが、マットの買い替えが面倒になり手放しました。 それまでは、マットがくたびれても、いつ捨てるのかが悩みどころでした。「買い替えたいけど、まだ使えるしもったいないかな」と考えると、タイミングを見失い、くたびれたまま使い続けてしまうことも。そして、いざ買い替えようと新しいものを探すのにも手間と労力がかかり、ストレスになります。 選ぶ楽しさも最初はありますが、私は買うものを決める、「最後の決断」が苦手。これだという理想に出合えればいいのですが、なかなか気に入ったものが見つからないと、選ぶのが面倒になってきます。 そこで、「もしかしたらなくしても困らないのでは?」という仮説をもとに試しに撤去してみました。初めは少し抵抗がありましたが、慣れるものでとくに困ることはありません。 わが家はさまざまなマット類をなくすことで、大物の洗濯が減り、梅雨時でも乾かすのが大変ではなくなりました。当たり前に使っているマットをなくすことに抵抗があるかもしれません。そんなときは、いきなり捨てずに、なくても問題ないか一定期間試すと手放しやすいかもしれません。
haru