大分放送

25日午前、佐伯市役所に包丁を持った男が侵入しました。男はその場で現行犯逮捕されましたが、現場は一時騒然としました。 【写真を見る】市役所に包丁を持った男が侵入　両膝をついて自分の腹部を刺す　現行犯逮捕　大分 （加賀其記者）「市役所の1階正面出入口付近です。職員が駆けつけたとき、男はこの辺りで両膝をついて包丁を自分に向けていたということです」 警察などによりますと、25日午前11時20分頃、佐伯市役所1階の正面出入口の近くで、包丁を持った男を職員が発見しました。職員が声をかけて話している間、駆けつけた警察が男を銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕しました。 逮捕されたのは、市内に住む71歳の無職の男です。 男は、刃渡り20センチの包丁を自分の腹などに刺し、衣服に血がにじむ程度の出血をする軽いけがをしました。 現場では当時、複数の市民が居合わせ、けがはありませんでしたが、一時騒然となりました。警察が犯行の経緯や動機を調べています。