基準の15倍以上… インドで深刻な大気汚染、仕事や生活に影響も(海外)
インドのニューデリーでは先週、深刻な大気汚染が報告された。 スモッグの影響で学校は閉鎖され、建設活動は制限され、フライトは一部欠航した。 United Consultancy Services GroupのCEOタイタス・コーシー(Titus Koshy)氏は、従業員は通勤に苦労しているとBusiness Insiderに語った。 インドの首都ニューデリーでは大気汚染があまりに深刻なため、通勤に苦労している人々もいる。 150人以上の従業員を抱えるUnited Consultancy Services GroupのCEOタイタス・コーシー氏は、有害なスモッグが街を覆っていて、従業員はオフィスへ来るのが難しくなっているとBusiness Insiderに語った。 「混乱が広がっています。公共交通機関が使えず、オフィスまでたどり着けないんです。大問題です。わたしたちは在宅で働くしかありません」とコーシー氏は話している。 ここ数週間、のどの痛みやウイルス感染を訴える従業員もいるという。 BBCによると、11月18日にはニューデリーの大気質指数(AQI)は1500を超えた。これは世界保健機関(WHO)が"呼吸に問題なし"と見なすレベルの15倍にあたる。 IQ Airによると、21日には186まで改善したものの、それでもまだ「健康に良くない」レベルだという。アメリカ環境保護庁(EPA)では、300を超えると健康にとって「危険」とみなしている。
Hannah Abraham