スカイマーク、新社長に本橋専務 洞社長は会長に、鈴与から社外取
スカイマーク(SKY/BC、9204)は、4月22日に開催した取締役会で役員人事を内定した。新社長に本橋学専務が昇格し、現社長の洞駿(ほら・はやお)氏は代表権のある会長に退き、代表権を持つ西岡成浩専務は退任。筆頭株主の鈴与(静岡市)からは三輪徳泰参与と、浅井伸祐副社長が社外取締役に就任する見通し。 新社長に就任予定の本橋氏は1975年11月生まれの48歳。1999年4月に日本興業銀行(現・みずほ銀行)に入行後、2005年4月にスカイマークへ入社。経営企画室長や経理部超を歴任後、2014年9月に退職した。翌10月に三井住友ファイナンス&リース(SMFL)へ入社後、スカイマークへ戻り、2015年3月からは執行役員に就任した。 スカイマークは社長交代の理由について、新機材の導入やネットワークの拡大など、新たな成長ステージに入ることから、経営トップの若返りや社内人材の抜擢を図ると説明している。 現在の洞駿社長は代表権のある会長となり、代表権のある西岡専務は退任する。新役員人事では、本橋氏と洞氏の2人が代表権を持つ。新たな社外取締役に就任予定の三輪氏は鈴与ホールディングス(HD、静岡市)傘下のフジドリームエアラインズ(FDA/JH)で、前社長と前会長を務めた。新役員人事は6月下旬に開催予定の株主総会と取締役会で決議し、正式決定する見通し。
Yusuke KOHASE