蒸し暑い残暑の寝苦しさを和らげるコツ3つ
今年は残暑が厳しい、そして長引くことが予想されています。いつまでも蒸し暑くて寝苦しいと体調を崩さないか心配になりますよね。実は暑い時期の睡眠は「熱」のコントロールがカギです。 そこで今回は、看護師・薬膳師などの資格をもつ薬膳ナースけいこさんが、ケアのコツを教えます。 【画像】蒸し暑い残暑の寝苦しさを和らげるコツ3つ
頭の温度がカギ
実は、頭に熱がこもると寝つきが悪くなったり、熟眠感が得られにくくなります。 女性は年齢を重ねるとめぐりが悪くなる傾向があり、暑い季節に頭部に熱がこもりやすくなるんです。 頬が赤くなっている時や、首を触って熱く感じる時、おでこが熱い時は頭部に熱がこもっていることが多いのでケアをするのがオススメです。 人の体の仕組みとして、耳から上の部分が少しひんやりすると眠りやすくなることがわかっています。冷えすぎないように、子ども用のアイスノンやおでこに貼るタイプの冷やすシートなどを活用して頭を冷やしてみましょう。
ドライヤーのかけ方も大事
そして、ドライヤーのかけ方にもコツがあります。就寝前に入浴する方が多いと思いますが、就寝前に頭にドライヤーの熱風をかけ続けると頭に熱がこもりやすくなります。 温風と冷風を交互に調整しながら乾かしたり、最後にサーッと冷風をかけて頭をクールダウンしましょう。
熱を降ろす動き
頭にこもった熱を冷ます運動があります。 まず、横になった時に、手足を天井に向けてあげます。天井に向かって四つん這いになるような形です。 そして、手足を30秒程度ブラブラと揺らします。 簡単すぎて「本当に熱の巡りが良くなるの!?」と思うかもしれませんが、揺れの振動で体の下の方へ熱が降りやすくなるんですよ。 睡眠は日々の体と心の疲れをリセットするためにとても重要です。睡眠の質が良いか悪いかで体力や集中力にも差が出てきます。 季節に合わせた睡眠ケアのコツを実践して、残暑も元気に過ごせますように。 ■執筆/薬膳ナースけいこ…薬膳師/看護師/経絡ヨガ指導者/薬膳茶エバンジェリスト。知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをテーマに情報を発信中。 編集/サンキュ!編集部 ※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
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