両陛下、海づくり大会に 「英知と努力結集を」 大分
天皇、皇后両陛下は10日午前、大分市で開かれた第43回全国豊かな海づくり大会に出席された。 【写真】ペアで2位となり、撮影に応じる三浦璃来、木原龍一組日本原水爆被害者団体協議会（日本被団協）の活動について語る内藤雅義弁護士第43回全国豊かな海づくり大会の式典で、稚魚などを手渡される天皇、皇后両陛下 大分県は、1981年の第1回大会の開催地。天皇陛下はあいさつで、地球温暖化や海洋プラスチックごみ問題などが漁業関係者に与える影響を案じた上で、「大会始まりの地で行われる今回の大会を契機として、豊かな海づくりの活動に、皆さんの英知と努力を再び結集し、さらに発展させていくことを期待します」と述べた。 両陛下は同日午後、別府港（別府市）で漁船団による歓迎を受け、マコガレイとマダイの稚魚を海に放流した。 第1回大会が開かれた佐伯市の別会場の様子も中継され、両陛下はモニターを確認し、手を振った。
