武田侑大選手（１年）＝京都市東山区の京都国際高グラウンドで２０２１年２月１２日午後４時３５分、中島怜子撮影

　◇貴重な長距離打者　武田侑大（ゆうと）選手 　２０２０年秋に右脚のすねを痛めたため、秋の府大会や近畿大会はベンチ入りできず、公式戦の出場経験はまだない。今はけがも癒え、練習試合で計３本の本塁打を放つなど、活躍が期待される一人だ。小牧憲継監督も中川勇斗（はやと）捕手（２年）と並ぶ、貴重な長距離打者と見ており「彼を打線に組み入れられれば、攻撃の幅が増す」と太鼓判を押す。守備練習では主に遊撃に入るが、これまで経験は無いという。それでも「動くのが好きなので、楽しい」と笑顔を見せる。「まずは目の前の事に取り組む。背番号『６』をもらって甲子園に臨みたい」。高校での公式戦デビューがセンバツ――。そんな日を目指しながら、日々の練習を地道にこなす。【中島怜子】 ……………………………………………………………………………………………………… 　（１）紀見東中（和歌山県橋本市）（２）１７４センチ・７５キロ（３）右・右（４）初心忘るべからず（５）浅村栄人選手（楽天）（６）ソースカツ丼 ……………………………………………………………………………………………………… 　【プロフィルの見方】（１）出身中（２）身長・体重（３）投・打（４）好きな言葉（５）憧れの人（６）好きな寮の食堂のメニュー 〔京都版〕