遊歩道として愛される阪鶴鉄道の廃線跡 温泉街として繁栄した宝塚市のルーツを巡る旅
日本一狭い橋!?武庫川に架かる幅60cmしかない水道橋
続いて2人が訪れたのは、宝塚駅の近くにある武庫川沿い。松村さんが「ある点が日本一」と言う道へ向かうと… (妖怪書家・逢香さん) 「これ、1人分じゃないですか!?細いですね」 (道マニア・松村真人さん) 「武庫川を渡る一番狭い橋。幅が60cmしかない。日本一狭い橋と言っても過言ではない」 現れたのは、道幅たった60cmしかない歩行者専用の「生瀬(なまぜ)水道橋」。この橋から200mの場所には「生瀬橋(なまぜばし)」が架かっていますが、近くの住民は近道としてこの狭い橋を日常的に使っているそう。 (道マニア・松村真人さん) 「橋の下に水道管が走っていて、上はゆがまないように支えるためのトラス構造。さらにその上に点検用の歩道がある」 もともとは水道管の点検用に造られ、関係者のみが立ち入ることができる橋でしたが、1975年に一般の人にも開放。 住民が増え、街がどんどん発展していく一方で、武庫川を渡る橋が少なく交通の面で不便だったところ、「生瀬水道橋」が開放されたことでこの地域の人々にとって欠かせない生活道路になりました。 「生瀬橋」は狭い橋にも関わらす車の通行量が多く、歩行者の安全が危惧されていたため、「生瀬水道橋」の一般開放は近隣住民にとって悲願だったと言います。 7月30日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より
CBCテレビ