「スマートリング」で勢力図塗り替え狙う…韓国サムスン電子が「指輪型」機器
【07月18日 KOREA WAVE】韓国サムスン電子が指輪型ウェアラブル機器「ギャラクシーリング」を発売し、スマートリング市場競争に火をつけた。スマートリングは、一日中健康状態を追跡するのに最適なフォームファクター(外観)だ。 スマートフォンやスマートウォッチ市場と比較して開花前の段階だが、ギャラクシーリングの登場で勢力図が変わるだろうという意見もある。市場先取りのためにアップルのようなグローバルビッグテックはもちろん、低価格製品を売りにした中国企業の攻勢も激しい。 サムスン電子は10日(現地時間)、フランス・パリで新製品の公開イベントを開き、ギャラクシーリングを公開した。ギャラクシーリングは特に、サムスン電子のデジタルヘルスケアの生態系をリードする先駆けになると評価される。 最先端のセンサー技術の粋を集め、ユーザーが自分の健康状態を24時間密着管理できるようサポートする。快適で軽いデザインのため睡眠中でも装着が可能で、手首につける「ギャラクシーウォッチ」に比べて健康データをより正確に記録することができる。 バッテリーは最長7日間使用できる。装着後「指を合わせる」ジェスチャーを実行すればギャラクシースマートフォンカメラと時計アラームも制御できる。 低迷しているスマートフォン市場とは違って、スマートリング市場の成長可能性は無限だ。 市場調査会社のデータホライズンリサーチは、スマートリング市場の規模は年平均25%ほど成長し、2032年には14億ドルに達するものと見込んでいる。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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