山梨県内の公立学校で今年度不足している教員は83人で、去年の2倍以上に増加し、過去最多となっていることがわかりました。 【写真を見る】公立学校の教員不足が83人で過去最多　再任用年齢を65歳まで延長するも60歳の退職者が多く 山梨県教育委員会によりますと、県内の公立学校で不足している教員は今年5月1日時点で83校で83人でした。 昨年度の38人から2倍以上に増加し、調査結果が残る2018年度以降、過去最多となりました。 内訳は小学校が28人、中学校と高校が23人ずつ、特別支援学校が9人で、いずれも担任の補佐などを行う教員が不足しているということです。 県教育委員会は昨年度末から再任用の年齢を65歳までと延長したものの、60歳で退職をした教員が想定より多かったことなどが影響しているとしています。 県教委は教員の魅力を発信し、採用試験の受験者増加を図りたいとしています。