首位固めに向け再びの連勝街道へ 清水エスパルス・秋葉監督「自分たちでどうこじ開けるか」【静岡発】
高橋選手「一戦一戦大事に」
-水戸戦に関しての感想 清水エスパルス・高橋祐治 選手: 連敗はできないという中だったが、ホームにはたくさんのサポーターが集まってくれた。追いつかれてはしまったが、最後はこちらが点を獲って勝つことができたので、粘り強くチームとして戦うことができて良かった。 先制点を獲った後すぐに失点してしまったことはチームとして反省しなければならないし、点が動いた後の5分や10分は割り切ったプレーも必要だった。ただ、そこは各々わかっているし、繰り返さないようにしたい。もっと自分たちがボールを持って、コントロールする時間が長ければあれば楽に勝った。2対1で勝ったが、3点目・4点目を獲れるようなゲームにできるように日々練習を頑張りたい。 -初めてセンターバックを一緒に組んだ高木選手の印象は 清水エスパルス・高橋祐治 選手: 高木選手の特長である後ろのカバーリングだったり、ビルドアップのところは力を発揮できていたのではないかと思う。リーグ戦は今季初出場だったが、堂々とプレーをしていて、すごいメンタリティだなと思ったし、大きな選手になっていって欲しいし、これからが楽しみ。 アドバイスは特にしていなくて、「思いっきりやってこい」と言った。毎日一緒に練習をやっていて、とてもいいパフォーマンスをしていたし、意思疎通も取れていたので問題なくできていた。 チームが強くなるためには中でのポジション争いが大事。どこのポジションでも切磋琢磨している、もっと激しい争いができるといい。 -山口戦に対しては 清水エスパルス・高橋祐治 選手: フィジカルで戦うところなど、やることをしっかりやってくるし、ロングボールを蹴ってくる。後ろのはね返しは重要なポイントとなってくる。そこは意識してやりたいし、アウェイでもあるが一戦一戦大事に勝っていきたい。
白崎選手「やるべきことだけ集中」
-水戸戦での決勝点を振り返って 清水エスパルス・白崎凌兵 選手: ヘディングはそんなに得意ではないが、試合では割と決めている。原選手からいいボールが来て、枠に飛ばすだけで軌道が良く入った。まだ後半始まって早い時間だったが、勝ち切ることに集中した。ちょっと出来過ぎだが、頑張っていればいいことあるなと思った。 -8試合ぶりの先発はどんな気持ちで試合に入ったのか 清水エスパルス・白崎凌兵 選手: 久しぶりの先発。いろんなことや葛藤があって、これまで試合に出ていた分、出られない選手がどうトレーニングしていたか一歩引いで見ることができたのは久しぶりだった。無駄にしないようと練習も頑張ってきた。練習でいいパフォーマンスを見せていた。そういう苦しい時間を一緒に過ごしてきた仲間や家で支えてくれていた家族に恥じないプレーをしようとピッチに立った。 (試合に出られないことに)最初は納得できない部分もあったが、早い段階で「じゃあトレーニングで見せればいいでしょ」と気持ちを切り替えた。紅白戦でも自分たちが勝つようにやってきたし、それが逆に試合に出ていた選手へのいい刺激になったと思うし、一喜一憂せずに自分がやるべきことだけに集中するように練習をしていた。 -次節・山口戦をどう戦うか 清水エスパルス・白崎凌兵 選手: 水戸戦は最後に押し込まれる時間もあったので課題が残った。そこはまだまだ修正しないといけない。山口戦は勝ち続けることに意味がある。苦しい試合であっても、勝っていくことで目標に通じる、我々はまだ何も勝ち取っていない。