熱中症対策で変わる体育大会 春開催?秋開催?それぞれの違いやメリットは?
暑さ対策以外のメリットも
暑さ対策以外にも、メリットがあるようだ。大宮中学校の黒木校長によると、5月に体育大会をすることで、秋以降に集中していた学校行事に余裕が出るという。実際に2024年は、体育大会がなくなった9月に、これまで12月だった修学旅行を実施した。
小学校は10月開催が主流
小学校は、少し事情が違うようだ。宮崎市の公立小学校は全47校中、5月開催が2校、10月開催が45校と、圧倒的に10月開催が多くなっている。入学したばかりの1年生がいるため、体力的な部分と学校への慣れの点から5月開催では早すぎるとのこと。
視聴者のみなさんからの声
小林市50代女性 みるままさん:「孫の小学校は春になった。暑いと言ってもそこまでなく気持ちいい体育大会だった」 国富町40代男性 富瑞祥吉さん:「秋は、お弁当のおにぎりが「新米」。春だと新米のおにぎりが食べられない。県南は「伊勢エビ」を持って行くとか」 都城市30代女性 ももりさん:「春がいい!私の通っていた高校は、5月に体育祭があった。新しいクラスになったばかりで一気にクラスの団結力が生まれる。また、いろんな人と仲良くなれる!」 中学校は5月開催、小学校は10月開催が主流になってきているが、いずれにしても家庭内で「自分の命は自分で守る」意識づけをして、体調が悪い場合早めに先生に伝えるなど、熱中症を防いでいくことが大切な事には変わりない。 (テレビ宮崎)
テレビ宮崎