【川崎F】鬼木達監督「チームのためにと言う姿勢」ハットトリックのFWゴミスの謙虚さに賛辞
<明治安田J1:川崎F3-0札幌>◇第13節◇11日◇U等々力 川崎フロンターレは、昨夏加入した元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミス(38)の来日初ゴールを含むハットトリックでコンサドーレ札幌に3-0で快勝した。 鬼木達監督はゴミスのハットトリックに「見てもらったとおり、自分の特長を出してくれた。ボールが入ったときの質は他の選手とはひと味違うところがある。ゴールなくて苦しい心境の中でも、前向きに、常に何とかしないと、という気持ちでやり続けたからこそ、ゴールに巡り合えたと思っている」とフィジカルの強さと個人技での得点を評価した。 昨夏に来日し、ゴールからは見放されていた。それでも、練習で腐ることなく、若手にアドバイスをするなど、人間力の高さを間近で見てきた。指揮官は「あれだけ経験ある選手だが、謙虚さも非常にあるし、チームのためにと言う姿勢がある。そこが、周りもサポートしたくなるような存在。若手にもアドバイスをしたり、メンバー外の練習の時も、手を抜かずにやっている。日本人だろうが外国人だろうが、経験者がどんな状況でもやり続けるのがフロンターレのいいところ。素晴らしいことだと思います」と謙虚なストライカーに賛辞を贈った。