予選から快進撃のタビロがダニエル太郎を下してツアー初優勝「超現実的な気分」 [ASBクラシック/テニス]
予選から快進撃のタビロがダニエル太郎を下してツアー初優勝「超現実的な気分」 [ASBクラシック/テニス]
ATPツアー公式戦「ASBクラシック」(ATP250/ニュージーランド・オークランド/1月8~13日/賞金総額73万9945ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、予選から勝ち上がってきたアレハンドロ・タビロ(チリ)がダニエル太郎(エイブル)を6-2 7-5で倒してツアー初優勝を飾った。 ~ASBクラシックでツアー初優勝を飾ったタビロ選手~ ふたりがATPツアーで決勝に進出したのは26歳のタビロが2022年2月のコルドバ、30歳のダニエルはタイトルを獲得した2018年5月のイスタンブール以来でともにキャリア2度目だった。 2-2から4ゲームを連取して第1セットを先取したタビロは第2セットで3度のブレークポイントを凌ぎ、6-5からのレシーブゲームを1ポイントも落とさずもぎ取り1時間36分で勝利を決めた。ATPツアーの同種目でチャンピオンに輝いた現役チリ人選手は、クリスチャン・ガリン(チリ)とニコラス・ジャリー(チリ)に続いてタビロが3人目となる。 「正直に言って、今は超現実的な気分だ。凄く幸せだし、胸がいっぱいだよ。まさかここで決勝に進出できるなんて思ってもいなかったからね」とタビロは試合後のオンコートインタビューで語った。 これに先立ち行われたダブルス決勝ではヴェスレイ・クールホフ(オランダ)/ニコラ・メクティッチ(クロアチア)が第1シードのマルセル・グラノイェルス(スペイン)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)を6-3 6-7(5) [10-7]で振りきり、2020年ATPファイナルズ以来となるコンビ2勝目を挙げた。
テニスマガジン編集部