小池都知事が定例会見11月2日(全文1)多言語案内ロボットの実証実験を開始
第34回伝統的工芸品月間国民会議全国大会開催のお知らせ
それから先ほど私、主催者として参加してまいりましたが、第34回伝統的工芸品月間国民会議全国大会、こちらを東京で開催するのでお知らせでございます。この大会は伝統工芸品の普及を目的にして昭和59年から年1回で各道府県で開かれておりますが、初めて、東京で開かれるということになります。先ほど私も大会の冒頭でごあいさつ、記念式典でのごあいさつを申し上げてまいりました。 この開催期間ですが11月の3日から6日までで、東京国際フォーラムとそれからその周辺の3つのビル、施設を会場にしまして、東京を含めました全国の工芸品について展示、そして企画を行うものでございます。都としての特色を盛り込んだ大会にするためにも、東京の持つ伝統とそして最先端の文化の共存というコンセプトも取り入れたものとなっております。 例えば、江戸時代の生活と現代の暮らし、それぞれの工芸品の使い方を展示するコーナーを設けました。また長年にわたって受け継がれてまいりました職人の技、外国の有名デザイナーですね。だから匠の技と有名なデザイナー、世界的な有名なデザイナーが協力して生み出す商品の販売なども行っております。4つの会場全てがオープンする4日開会式には、私もまた参加いたしまして、出席いたしまして、数々の工芸品に触れたいとこのように考えております。 それからご承知のように、江戸東京きらりプロジェクトがございますけれども、丸ビルにおいてこの東京、江戸東京きらりプロジェクトの発信イベントも行います。こちらにありますように、染め物や組紐などのような伝統の技によります作品を展示をいたしますほか、4日の土曜日にはパリで活躍する有名なパティシエのピエール・エルメさん、それから和菓子の老舗、虎屋さんの黒川さんと一緒にトークセッションを行います。 ちなみにピエール・エルメ、マカロンで有名ですけれども、日本でスタートしたベンチャービジネスであるということでございます。歴史は長いんですけど、日本でブレイクしたということで、そういう意味で日本、東京というのは大きな、彼らにとっても市場だったと思います。 こうした、このような楽しい企画が数多くございますので、ぜひ皆さんにも足を運んでいただいて、会場で魅力あふれる伝統工芸品に親しんでいただきたいと、このように考えております。以上、私のほうからのご報告でございました。どうぞ。 【連載】小池都知事が定例会見2017年11月2日 全文2へ続く