小池都知事が定例会見11月2日(全文1)多言語案内ロボットの実証実験を開始
ホストシティTokyoプロジェクトの1つとしてサービスロボットの実証実験を実施
それから次に、ホストシティTokyoプロジェクトの1つとして、サービスロボットの実証実験を実施いたしますのでお知らせいたします。東京都ではロボットなど、今後、活用が期待されます先端技術の早期実用化を支援するために都の施設を提供いたしまして実証実験を行います。今回は東京2020大会を控えまして、国内外から多くの旅行者が東京を訪れることを踏まえまして、多言語で案内できるロボットを実証実験するものでございます。 このロボットのほうですが5社が開発したものでございまして、日本語、英語、それから中国語、韓国語、それぞれ来庁者の方と会話していただいて、そして東京の観光案内、都庁舎の案内を行ってもらいます。なお、このロボットですけれども、AIの学習機能などによりまして会話をすればするほど受け答えが上手になると。上達するようになっているということでございます。来週9日にお披露目のイベントを実施いたしますので、私も直接話し掛けてみたいと思っております。それから実証実験は11月の13日から来年の2月末まで、この第一本庁舎の2階と南側の展望室で実施いたします。皆さんもぜひ会話してみていただきたい。それから都庁にいらした皆さま方もロボットに話し掛けて、それによって成長する、上達をするということでございますので、ご協力いただきたいと思います。 先端技術というのは現場での検証であるとか確認の積み重ねが不可欠でございますので、都ではこうした技術が早期に実用レベルとなるようにしっかり後押しをしてまいりたいと、このように考えております。
隅田川に架かる橋のライトアップのデザイン決定
次に橋のライトアップについてでございますが、隅田川に架かる橋のライトアップのデザインが決定いたしましたので、お知らせをいたします。水辺のにぎわいの向上であるとか、新たな観光資源としての活用を図るといった観点から、隅田川に架けられている12の橋のライトアップを実施することといたしました。具体的にはご覧のとおり、白鬚橋から築地大橋までのうち、都が管理を、ずっとこうございますけれども、都が管理をしている12の橋でございます。すでにライトアップの整備を終えている2つの橋を除きますと10の橋でLEDによります整備を順次進めてまいります。 今日は代表的な4つの橋についてのライトアップのデザインをご紹介するものでございます。ご覧いただきたいと思いますが、この左、皆さんから左上になりますけれども、これは国が指定する重要文化財となっております清洲橋、それから永代橋、勝鬨橋の3つの橋。そして浅草エリアにあります吾妻橋のライトアップを行うというものでございます。いずれも橋そのものが美しいと。その美しさを生かした芸術性の高いデザインとなっているかと思います。これらのライトアップで夜の隅田川を美しく照らす光景、またこれが新たな東京の名所、観光名所として親しまれるように、また都民の皆さんや東京2020大会に訪れる国内外の皆さんへのおもてなしにつながることを期待をいたしているところでございます。