脱線事故のいすみ鉄道 今月中の運転再開目指す 社長が記者会見で表明
チバテレ(千葉テレビ放送)
10月4日に起きた脱線事故で、全線での運転見合わせが続くいすみ鉄道は7日、10月中の運転再開を目指すと発表しました。 いすみ鉄道の会見 「ご不便をおかけした皆様に対し心よりお詫び申し上げます」 いすみ鉄道の古竹孝一社長らは7日に記者会見し、運輸安全委員会による調査の進捗状況や、今後の復旧計画について説明しました。 古竹社長は、事故原因について調査中としながらも、車両ではなく線路に問題があったという見方を示しました。 脱線事故が起きた現場では、レール1本が外側に傾いているのが確認されたほか、脱線が起きた区間ではレールを支える枕木を経年劣化に伴い順次新しいものに取り換えている最中だったということです。 いすみ鉄道は、傾いたレールを交換するとともに全ての区間で安全点検した上で、10月中の運転再開を目指すとしています。 運転再開までは引き続きバスによる代行輸送を行うということです。
チバテレ(千葉テレビ放送)