『夏目アラタの結婚』黒島結菜が自ら殺人ピエロを怪演! 品川真珠スペシャルPV&場面写真公開
9月6日(金) に公開される映画『夏目アラタの結婚』より、スペシャルPVと新たな場面写真が公開された。 【動画】『夏目アラタの結婚』死刑囚・品川真珠スペシャルPV 本作は、乃木坂太郎が2019年から『ビッグコミックスペリオール』(小学館)で連載している『夏目アラタの結婚』の実写映画化作品。“品川ピエロ”の異名で知られ、日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠と、元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタとの頭脳戦を描く。 主人公・夏目アラタを柳楽優弥、物語の鍵を握る死刑囚・品川真珠を黒島結菜が演じるほか、中川大志、丸山礼、立川志らく、福士誠治、今野浩喜、佐藤二朗、市村正親ら豪華キャスト陣が集結した。 公開されたのは、黒島が演じる死刑囚・品川真珠の狂気溢れる一挙手一投足を捉えたスペシャルPV。映像は、その太った醜いピエロという衝撃的な姿から品川ピエロと呼ばれ、連続殺人犯として日本を震撼させていた死刑囚・品川真珠が逮捕されるシーンから始まる。しかし、事件で消えた遺体を探すために面会室を訪れたアラタの目の前に現れたのは、想像していたものとは真逆の可憐な印象を与える真珠の姿だった。 その姿に衝撃を覚えながらも、彼女の気をひくためにアラタは「俺と結婚しようぜ」と、咄嗟の判断で衝動的にプロポーズ。ここからふたりの命懸けの駆け引きが始まる。プロポーズを受けて「僕と一緒に暮らせる?」と不気味な笑みを浮かべたり、「好きだよ、アラタ」と面会室のアクリル越しにキスを送ったりとアラタに寄りそう姿を見せる真珠だが、一方でアラタに対して疑惑を抱くと「僕を騙したの?」と表情を一変させる。涙を流しながらアラタに迫る表情や、自らの両目を指で釣り上げながら表情を作る様子、さらには「約束だよ」「絶対離れないから」と包丁を片手に迫るシーン、そして「誰かを殺したいなら、ちゃんと手伝うし」と笑顔で語るなど、同一人物とは思えないほど目まぐるしく変化する表情で狂気を感じさせる映像となっている。 黒島は体当たりで真珠の演技に挑んでおり、冒頭に出てきたピエロのビジュアルも黒島自らが熱演。現場で3時間かけて特殊メイクをほどこし、醜い太ったピエロの姿へと変貌している。黒島もピエロの特殊メイクを振り返り「自分がどういう姿になっているのかが分からない状態だったので、想像が出来なかったんですけど、(完成したものを)見てみたらちゃんと私なんですよね。私の面影はあって、ちゃんと太っていて、あ……怖いって思いました」とその出来栄えに自身も恐怖を感じたとコメント。 また、原作コミックス上でも印象的な真珠の象徴であり、彼女の持つ恐ろしさを印象づける“ガタガタの歯並び”も5カ月間かけて特注のマウスピースを制作。自らそれをつけて獄中の死刑囚を演じたことで日本中を恐怖に陥れるリアルな真珠の風貌が完成した。この歯の表現についても「最初はマウスピースにするかCGにするのか、色々な話があったりはしたんです。でも結果マウスピースになって、やっぱり付けていると話しづらさはありましたが、普通の滑舌とは違う感じになったことによって歯がボロボロであるというリアルさが出て、苦労はありましたけど、そういうところから真珠という役を作っていけたところは凄くありがたかったですし、良かったなと思いました」と苦労の中で完成した真珠のキャラクターを振り返っている。 <作品情報> 『夏目アラタの結婚』 9月6日(金) 公開