小学生バンドが日頃の成果を披露した

　長野県飯田下伊那地域の小学生バンドが集結し、練習成果を披露する「第46回飯伊小学校管楽器交歓演奏会」が11月30日、飯田市高羽町の飯田文化会館で開かれた。15校が出場し、元気いっぱいの音色を響かせた。 　1978（昭和53）年から続く恒例の演奏会。飯伊小学校管楽器研究会が主催し、市教育委員会と飯伊吹奏楽連絡会、飯田ライオンズクラブ、県小学校吹奏楽連盟が後援する。 　民謡やアニメソング、話題のポップスなど多彩なジャンルで1～3曲ずつ披露。パワフルな演奏を聞き合い、互いに拍手を送った。招待演奏では下條村民吹奏楽団が登場し、息の合った演奏で盛り上げた。 　川路小学校金管バンドは4～6年の29人がステージに立ち、アメリカ民謡と吹奏楽の名曲「宝島」を披露した。週3回朝と放課後に練習を重ねてきたといい、6年の部長は「練習では失敗してしまって心配なところもあったけれど、うまくいってよかった。新曲にも挑戦して上手になりたい」と話していた。