【台風情報】台風14号はやや発達しつつ温帯低気圧へ “秋雨前線と一体化”して山陰沖に 気象庁進路予想のその先は? 沖縄周辺には「別の熱帯低気圧」25日以降に本州接近も 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ進路予想比較【26日(木)まで雨・風シミュレーション】
【画像で確認】3連休から来週にかけて 26日までの雨・風シミュレーション 一方、沖縄の南の海上には別の熱帯低気圧があります。この熱帯低気圧は今後日本列島に影響を与えることはないのでしょうか。海外の予報機関では進路予想を発表しています。 アメリカ海軍(JTWC) アメリカ・ハワイにあるアメリカ軍の合同台風警報センター(JTWC)の情報です。ここでは監視すべき対象となりうる熱帯低気圧についての情報や台風となった場合の警戒情報などが表示されます。 沖縄周辺の熱帯低気圧について「90W」として赤い丸で囲まれています。24時間以内にJTWCの監視対象となる基準以上の熱帯低気圧へと発達する可能性が高いことを示していて、進路予想も発表しています。 ■アメリカ・ヨーロッパの進路予想 本州付近へ接近を示唆するデータも アメリカ海軍(JTWC) 進路予想では先島諸島付近から西寄りへと進み台湾の北の海上へ向かうと予想でしています。 アメリカ海洋大気庁(NOAA) アメリカ海洋大気庁のアンサンブル予報の結果では、このあと台湾周辺へとやや北上する予想ですが、その後の進路については予報はまとまっておらずかなりバラツキがあります。一部データでは日本列島方面へと向かっているものもあります。 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF) ヨーロッパ中期予報センターのアンサンブル予報の結果では、熱帯低気圧は他の予報モデルと同じように台湾の北の海上へとやや北上した後、進路を東寄りへと変えて日本の南岸へと進む可能性があります。 ■26日(木)にかけて雨・風シミュレーション 九州から本州へ接近? 気象庁が日々の天気予報で使う予報の一部である数値予報の結果では、25日(水)ころに熱帯低気圧とみられるものが九州方面へと進み、本州付近へと進む可能性を示しています。これにあわせて、いったん日本の南の海上まで南下していた秋雨前線が本州付近まで再び北上してくる可能性があります。
この熱帯低気圧の動向はまだかなり不確定な要素も大きいので、最新予報をご確認ください。 【画像で確認】26日までの雨・風シミュレーション ※台風の最新情報については気象庁発表する台風情報をご確認ください
中国放送