日本ハム伊藤、今オフ初動負荷トレーニングに本格着手「圧倒的な、支配的な投球ができるように」
日本ハム・伊藤大海投手(27)が今オフ、初動負荷トレーニングに本格着手する。リーグ最多14勝をマークした今季、夏場以降は平均球速150キロを計測。さらなる飛躍を狙う来季は球界トップクラスとなる平均球速152、3キロを目指し「シンプルに肉体的な問題もそうだが、自分の体をどれだけ操作できるか。柔軟性が欲しい」と、明確な目標を口にした。 イチロー氏(現マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)が現役時代に取り組んでいたことで知られ、柔軟性や関節の可動域拡大などの効果が高いとされているトレーニング。エスコンフィールドにも器具があり、これまでも部分的に行ってきたが「ストレッチの前段階で入れてみたりして、本格的に毎日続けていこうかなと思っている」と、自身の体に向き合う。 「圧倒的な、支配的な投球ができるようにスタイルをもう一度つくりたい」と、伊藤は言う。リーグを支配するため、まずは自身の体を支配する。(清藤 駿太)