大和田獏 1年ぶりのバラエティ出演で見せた近影が話題…岡江さんの死去支えた娘との二人三脚
12月19日、俳優の大和田獏（74）が、情報バラエティ番組『あさイチ』（NHK総合）に生出演した。 【写真あり】「どなたかと思ったら」大和田獏の１年ぶり近影 バラエティ番組に出演するのは、’23年11月の『くりぃむクイズ ミラクル9 2時間SP』（テレビ朝日系）以来、1年ぶりとなる大和田。娘の美帆（41）とともに出演し、剥きにくいカニの食べ方を学んだり、福井県出身であるため同県では水羊羹を冬に食べる習慣があると明かしたりしていた。 久々のバラエティ出演となった大和田。その近影に、SNSでは驚く声が相次ぐことに。Xでは《どなたかと思ったら大和田獏さん！》《あさイチのゲストが大和田獏さんだ！》という声や、《久しぶりにお元気そうな獏さんが拝見出来て嬉しかったです》《大和田獏さんお元気そうで安心しました》と喜ぶ声が上がっている ’20年4月、妻である岡江久美子さん（享年63）を新型コロナウイルスによる肺炎で亡くした大和田。バラエティ番組に生出演できるようになるまでには、長い道のりがあった。 「岡江さんが亡くなった際、大和田さんは自宅前で報道陣に対し、岡江さんの遺骨を抱きながら『久美子は今帰ってまいりました。こんな形の帰宅は、本当に残念で悔しくて悲しいです』と悲痛な思いを明かしていましたが、その様子は本当に憔悴しきっていました。コロナ禍ということもあり、大和田さんは岡江さんが集中治療室（ICU）に入った後は面会できず、臨終の場にも立ち会えませんでした。そうしたこともあり、亡くなったことをなかなか受け入れられなかったのでしょう」（芸能関係者） そんな傷心の大和田を支えていたのが、美帆だった。’20年5月、岡江さんが所属していた「スタッフ・アップ」の代表取締役・戸張立美氏は本誌の取材にこう語っていた。 「獏ちゃんは遺品もまだ整理できていないし、仕事も『まだ積極的にやろうとは思えない……』と言っていたそうです。岡江が亡くなってからは、ほとんど自宅にこもっていました。それでも美帆ちゃんのおかげで、最近は犬の散歩をするようになったみたいです」 ’23年9月に放送された『徹子の部屋』（テレビ朝日系）では、「もう3年半近くたっちゃったんですけど、まだなんかね、納得いってないっていう感じなんですけど。突然でしたからね」となお癒えぬ心情を吐露していた大和田。「最初の何カ月っていうか1年近くですかね、本当によく覚えてないんですよ。自分がどんな気持ちでどんなふうに乗り越えようとしたのかみたいなのは」と当時を回想し、「ただやっぱり支えになってくれたのは、娘、孫はじめ家族、友人なんですけど」と、最も辛い時期に寄り添った家族や友人への感謝を語っていた。 「美帆さんのサポートで大和田さんは着実に歩みを進めています。’21年には娘さんの勧めでInstagramをスタート。また、近年は悲しみを抱えながらも舞台を中心に活躍。美帆さんとの親子ユニット『BAKUMIHO』での活動も積極的で、幼稚園や老人ホームなどで観てくれる人を楽しませるパフォーマンスを披露しています。『あさイチ』への出演を機に、今後のテレビ出演も増えていくのではないでしょうか」（前出・芸能関係者） 大和田の活躍を、岡江さんも楽しみにしていることだろう。
