みんなの貯蓄平均は1904万円!では「65歳以上世帯」の平均額はいくら?一覧表でみる”無職世帯の資産内訳”も【最新データ】
ゆとりある老後生活を送るためのポイント【現役世代】
ゆとりある老後生活をおくるためには、現役世代から将来に向けて計画的な準備が必要です。 さらに老後を迎えてからも、家計の収支に問題がないかチェックする必要があります。 老後までに準備するポイントや、老後の生活で踏まえておきたいポイントを、それぞれ確認しましょう。 ・定期的にライフプランを確認する ・老後に向けて不要な支出を削減する ・金利の高い金融商品に投資する ●ポイント1:定期的にライフプランを確認する まずは、定期的にライフプランを作成しましょう。 将来のお金がどのように流れるのかを確認して、資産運用の計画を修正すべきか、生活費をどこまで見直す必要があるか確認します。 ●ポイント2:老後に向けて不要な支出を削減する 家計の収支を確認する際は、不要な支出がないか確認してください。 支出項目は、変動費と固定費があります。 ・変動費:食費、光熱費、美容代、交際費など ・固定費:住居費、通信費、保険料など 家計の支出を見直す場合は、毎月の支出を一定の固定費から見直すのがセオリーです。 保険料や通信費を見直して、毎月の負担を抑えられれば、貯蓄に回せる資金が増やしましょう。 ●ポイント3:金利の高い金融商品に投資する 最後に、金利の高い金融商品に投資することを検討しましょう。 株式や投資信託といった金利の高い商品に投資して、「お金がお金を生み出す」仕組みをつくることがポイントです。 例えば毎月3万円を20年間運用に回す場合、金利が0.2%と3%で比較すると、以下の通りです。 ・金利0.2%:735万円(元本720万円、運用益15万円) ・金利3%:985万円(元本720万円、運用益265万円) 金利が高いと運用益も高くなるため、より金利の高い商品に投資をすると良いです。 ただし、投資をする場合は、以下のポイントを踏まえながら準備してください。 ・長期投資:長期間にわたって金融資産を保有する ・分散投資:複数の資産にわけて投資をおこなう ・積立投資:毎月決まった金額で投資をおこなう 株式や投資信託に運用させるなら、NISAやiDeCoといった税制が優遇される制度を活用してください。