チェルシーの生え抜きDFギルクリストは来季レンタル移籍へ セスク・ファブレガス率いるコモが獲得に興味
今季はプレミアリーグで11試合に出場し、1ゴールを記録
チェルシーの生え抜きDFは来季、武者修行に出るようだ。 『The Athletic』によると、チェルシーに所属するDFアルフィー・ギルクリストは今夏の移籍市場でチェルシーを離れ、レンタル移籍をするという。移籍先の候補には、かつてチェルシーでも活躍した元スペイン代表セスク・ファブレガス氏が率いるセリエAのコモが挙がっているようだ。 11歳でチェルシーの下部組織に入団したギルクリストは2020年11月、同クラブのU-18に在籍時にプロ契約を締結。昨季はチェルシーU-23の主将を務め、プレミアリーグ2で最優秀選手賞を受賞していた。 そんなギルクリストだが、下部組織での活躍が認められ、昨夏に行われたプレシーズンのアメリカツアーではトップチームに帯同。2023年12月末に行われたプレミアリーグ第19節のクリスタル・パレス戦でプロデビューを飾ると、その勢いそのままにプレミアリーグでは11試合に出場し、2024年4月16日に行われたエヴァートン戦では、ゴールも奪っていた。 成長著しいギルクリストだが、来季はチェルシーではプレイせず、他クラブで経験を積むとのこと。同メディアによると、セリエAのコモを率いるセスク・ファブレガス監督が同選手の獲得を熱望しており、レンタルでの獲得を目指すという。 現在20歳とこれから更なる成長が期待されるギルクリスト。来季の武者修行で経験を積み、チェルシーを背負う存在へとなり得るのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部