熟女セクシー女優が、14歳実娘の“アイドルデビュー”に思うこと「新しい仲間が加わった感覚」
「アラフォーがどこまでやれるか見てほしい」
――そこでソープで働いた経験を、別の形で活かす方法を考えたわけですね。 佐田:はい。そこで美容と性を融合させたセクシャルカウンセリングを始めました。これは形を変えながら現在も続けている活動なのですが、当時はYouTubeでやっていました。しかし、どうしても私に拡散力がない。いろいろ考えた末に、「だったらAVに出たらいいんじゃない?!」という結論に達しました。 ――セクシャルカウンセラーとしての知名度を上げるためのAV出演?! 佐田:それと同時に、悩みを相談しに来る女性たちに向けて、アラフォーでAVデビューをした私がどこまでやれるのか見てほしいという気持ちもありました。 美容サロンをやっていた時代から、私のところに訪れる女性たちからの相談事には、必ずといっていいほど「私も年なんだけど……」という前置きがついていたんです。特に性のこととなるとさらに消極的になっていくんですよ。でも、私から言わせれば、年齢なんて関係ない!人生を謳歌すればいい! つまり私がAVに出た最も大きな理由は、男性の趣向に合わせる性ではなく、主体的に性を楽しむ姿を自身で体現したいと思ったからなんです。
10歳の娘にAVデビューを伝えたら…
――娘さんにはAVデビューをすることはどのように伝えたのでしょうか? 佐田:私は娘が10歳の時にデビューしたのですが、包み隠すことなく「セクシー女優になるから!」と言いました。でも、まだ娘はAVがどういうものなのかを理解していなかったので「裸でいろいろやる仕事なんだよ」とイチから説明したんです。 ネットで検索すると、私の裸が出てくるであろうことも、もしかしたら後ろ指をさされるかもしれないことも。でも、娘から返ってきたのは「何で?」という素朴な疑問でした。 ――ものすごく真っすぐな問いですね。 佐田:ですよね。でも、AVの仕事というのは世の中的にはそういう風に言われるものだと教えました。だから、このことが周囲の人にバレたら学校でいじめられるかもしれないという可能性も示唆しました。それでも娘は「別にママの人生なんだから、やりたいならやれば?」と言ってくれたんです。