被災した神社に伝わる文化財を一堂に
テレビ金沢NEWS
能登半島地震で被災した神社に伝わる文化財を一堂に集めた企画展が、きょうから金沢市内で開かれています。 県立歴史博物館で開かれている企画展「いま見たい 能登の文化財」。 能登へ関心を寄せてもらおうと、地震から1年の節目に合わせ開かれたもので、輪島市と珠洲市の2つの神社に伝わる平安時代以降の古文書や仏像などが展示されています。 こちらは輪島市の住吉神社に伝わる仏像大黒天像の頭部。豊穣をつかさどる神として、にこりと笑うやわらかい表情が特徴です。 ■学芸員中井夏帆さん 「全国の皆さんに能登の文化財いろいろなものがあると改めて知っていただいて、少しでも前を向いていただく力になれるような展覧会になれば」 この企画展はきょうから来月16日まで開かれ、期間中は学芸員による解説も行われるということです。