阪神・島田 長打力UPで開幕スタメン狙う「打席で振れる準備をしていく」 200万円増で更改
阪神・島田が200万円増の年俸3200万円でサインした。昨季の101試合出場から62試合出場に減らした一方、打率は・145から・275へ向上。7月2日の広島戦(マツダ)では延長10回に決勝点に直結する安打を放ちヒーローになった。出塁率・363にも満足感を漂わせつつ、レベルアップを誓った。 「長打率も上げていけると、打者としてのスケールも上がる。ある程度(相手に)怖さも与えないと。レギュラーを獲るなら、そこを目指してやりたい」 今季22安打中、長打は2本(ともに二塁打)。3割に沈んだ長打率の上昇へ闘志を燃やし「打席で振れる準備をしていく」。今オフは徹底的に振り込む。 来年3月28日の開幕戦の舞台・マツダスタジアムは島田のパワースポットだ。22年8月に決勝打、昨年7月に先頭打者弾。今年も主役になった。「いいイメージはある。頭から出る準備を」。好相性の地で、自身初の開幕スタメン奪取に挑む。(八木 勇磨)