12年連続&複数指名は確実!“超育成球団”四国IL・徳島のドラフト候補13人!
24日、プロ野球ドラフト会議が開かれる。11年連続ドラフト指名を続けている四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックス。昨年は6人が同時に指名されたことでも話題になった。今年も10人を超えるドラフト候補たちを紹介しよう。 【一覧】 24年・徳島インディゴソックスのドラフト候補
多種多彩な野手のドラフト候補たち
「夏場に状態を落としたが、そこからもう一度状態を上げられたことは自信になった」とシーズンを振り返った寺岡 丈翔外野手(東福岡―福岡大)は、シーズンを通して打率.333、9本塁打、65打点で出塁率.443、OPS.937と好成績を収めた。さらには、25盗塁の脚力に強肩から放たれる低く鋭い送球でも高い身体能を発揮。最多打点の記録を更新し、年間MVP、ベストナインを受賞した実力者だ 加藤 響内野手(東海大相模―東洋大(在学中))は、貴重な右打ち強打の遊撃手として注目の存在だ。打率.311、6本塁打、41打点と1年目からフル稼働で確かな能力を証明した。また、27三振に対して47四死球と選球眼にも長け、出塁率.426 OPS.886の成績を残したことは強みだろう。「多くの試合を経験することで自分の強みを出すことが大事だと思った」と話す22歳は、徳島の地で吉報を待つ。 ほかにも内野のユーティリティーとして活躍し、三塁手のベストナインにも輝いた柏木 寿志内野手(九州文化学園―兵庫フレイバーズ)や、外野手で入団も内野手に転向し、二塁手のレギュラーとしてフルシーズン走り抜いた岸本 大希内野手(長崎商―桐蔭横浜大)ら、5期連続優勝に貢献した選手もアピールを続けてきた。 選球眼と出塁率の高さは目を見張るものがある佐藤 ムーディー 快内野手(ワシントン高―カリフォルニア州立大ノースリッジ校―オタワ・タイタンズ)、50m5秒台の快足で代走屋として実績を残した松尾 駿外野手(諫早―鹿屋体育大)ら一芸に秀でた選手も含め、今秋ドラフトでは野手からも目が離せなくなりそうだ。