名古屋城にキツネがやってきた!発見したのは高校生「たまたま映った」撮影場所はタヌキが通る“けもの道”
名古屋の街中で生息しているはずがない生き物が、これまでも何度も目撃されています。今回、私たちが調査したのは… 【写真を見る】名古屋城にキツネがやってきた!発見したのは高校生「たまたま映った」撮影場所はタヌキが通る“けもの道” キツネです!名古屋城内や周辺で目撃されています。そこで、CBCテレビ「チャント!いきもの係」が出動しました! 過去には、アリゲーターガーや、シャチ、アライグマなど、街中に生息しているはずがない生き物たちが、私たちの目の前に現れることも… 今回、捜索するのは、名古屋城の周囲に現れた“キツネ”。撮影したのは、愛知県立明和高校の生徒たち。 (報告:松田亘哲記者) 「気になるものを見つけました。けもの道じゃないですか。キツネもここを通るのでしょうか?」 「チャント!いきもの係」出動!街中に暮らす「アーバンフォックス」を追え!~with 明和高校 ■キツネを探す“部活”に密着! これまで、何度かキツネの撮影に成功した愛知県立明和高校。 文部科学省が、2011年度に「スーパー・サイエンス・ハイスクール」略して「SSH」に指定した、県下有数の進学校です。 先進的な理数系教育を通じ、国際的な科学技術人材を育成するのが目的で、全国225校が、SSHに指定されています。 キツネの撮影に成功した生徒たちが、所属する部活動は… (明和高校 中村謙之教諭) 「特に、探究的な活動を中心とした部活動がSSH部」 部員は全部で52人。そのうちキツネを追っているのが、“生物班”の11人です。 (SSH部生物班の生徒) 「ウチダザリガニという特定外来生物を、北海道の現地で調査したりしている」 部員それぞれ、好きな研究に取り組んでいますが、11人全員で行っているのが、先輩たちから引き継いだキツネの調査。 きっかけになったのが… おととし3月に、先輩たちが撮影したキツネの画像。SSH部の生徒たちが、初めて捉えたキツネです。 ■キツネの撮影成功!実は…タヌキの撮影中だった!? (中村謙之教諭) 「元々タヌキを調べていて、タヌキが通る場所があるから、そこにカメラを設置したら、たまたまキツネが映った」 そのキツネは、学校の至近距離にある「名古屋城・三之丸外堀」のヤブに現れたのです。