ニッポン放送“よっぴー”吉田尚記アナが東大大学院に合格「しゃべり手として、リスナーに有益な知識や経験を身につけてきたい」
ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記が、東京大学大学院に合格したことを発表した。 吉田アナは、9月8日(日)に東京大学で開催されたアニメ『邪神ちゃんドロップキック』のイベントにMCとして出演。その中で自身が2025年4月より、大学院生としてキャンパスに通うことを明かした。 吉田アナが通うのは「東京大学大学院情報学環・学際情報学府社会情報学コース」。東京大学大学院のホームページによると「社会情報学コースは『社会情報』に関連するさまざまな領域の学問を学際的に学び、研究と実践を行う場。そこで学ぶ『社会情報学』とは、「メディアやコミュニケーションに関わる社会現象・文化現象、そして情報社会における諸問題を、『社会情報』という視点から学際的に分析する新しい学問」とある。 吉田アナはニッポン放送の業務と並行しながら、フィールド研究や現代社会論を専門にする開沼博准教授の下で、「修士(社会情報学)」の学位の授与を目指し、研究に励んでいくことになる。なお、開沼研究室には、アニメ『邪神ちゃんドロップキック』の宣伝プロデューサー・栁瀬一樹氏も所属している。 <吉田尚記アナ コメント> 社会人になって25年を超えようとしていますが、その間に貴重な体験を数多くさせていただき、世の中に対して見えてきたものがある一方で、疑問に感じることはさらに増えてきたように思います。 昨今言われる「学び直し」「リスキリング」に当たるのかもしれませんが、他の方よりも踏み込んで体験してきた「推し活」と「ウェルビーイング」について、ももいろクローバーZとそのファン、モノノフを対象に、東京大学大学院で、学び、研究させていただきたいと思っています。 しゃべり手として、リスナーに有益な知識や経験を、身につけてきたいと思っています! <プロフィール> 1975年東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、1999年ニッポン放送入社。 2012年に「第49回ギャラクシー賞」で「DJパーソナリティ賞」を受賞。 マンガ、アニメ、アイドル、デジタル関係に精通し、 年間100本以上のイベント司会や、2008年から始まった「マンガ大賞」の発起人・実行委員を務めるなど、ラジオやアナウンサーの枠ににとどまらない活動を行っている。 共著を含め13冊の書籍を刊行し、ジャンルはコミュニケーション・メディア論・アドラー心理学・フロー理論・ウェルビーイングなど多岐にわたる。著書の『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』(太田出版)は国内13.5万部、タイで3万部を突破するベストセラーに。
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