旧ビッグモーター前の街路樹の復旧が完了 除草剤の散布を認め、原状回復費用として約1181万円納付
中古車販売大手・旧ビッグモーターが、店舗前の街路樹を枯らしたとされる問題で、国土交通省は、愛媛県内の2店舗付近で街路樹復旧工事が完了したと発表しました。 【写真を見る】復旧する前の街路樹 愛媛県松山市平井町と伊予市下吾川の旧ビッグモーターの2店舗をめぐっては、店舗前の街路樹が枯れたことから2023年8月に、国交省・松山河川国道事務所が土壌の調査を実施した結果、除草剤の成分が検出されました。 当時、旧ビッグモーター側は除草剤の散布を認めた上で、国に対して原状回復費用として、およそ1181万円を納付していました。 松山河川国道事務所によりますと、街路樹の復旧工事は、夏の暑さを避けて9月下旬から行い、合わせて664本のツツジと、12本のトウカエデ、5本のマデバシイが植えられたということです。