前向きな“生きる”を伝える、介護施設を舞台にした兎座「脳天ハイマー」
「GOODEARTH presents 兎座番外公演in福岡『脳天ハイマー』」が、10月5・6日に福岡・ぽんプラザホールで上演される。 【画像】GOODEARTH presents 兎座番外公演in福岡「脳天ハイマー」チラシ裏(他1件) 兎座は、兎年の1987年に生まれた4人による演劇ユニット。昨年初演された「脳天ハイマー」では、介護施設・あお葉を舞台にした物語が展開する。本作には、兎座の小林愛里、藤原珠恵、古川奈苗のほか、内浦純一、椿組の岡村多加江、牧野達哉、松本みゆき、閏木ときたか、高木稟、劇団だるま座のすだあきら、にゃん原律多が出演。脚本・演出を手がける藤原は、鹿児島県にある実在の介護施設が本作のモチーフになったことを紹介し、「今回の作品を観てお客様にも前向きな“生きる”をお伝えできたらと思っております」とコメントした。 ■ 藤原珠恵コメント 舞台になる介護施設「いろ葉」は実在する施設で鹿児島県にあります。 「いろ葉」の代表、中迎聡子さんの介護に対する思いに感銘を受け作品を創る事になりました。 実際に兎座メンバーも「いろ葉」へお邪魔させていただき、そこで働く方たち、生活している方たちと触れ合い学ぶ事がありました。 コロナ禍に入り窮屈な生活を強いられていたこの数年。 “生きる”という事が何なのかよく考えたものです。 今回の作品を観てお客様にも前向きな“生きる”をお伝えできたらと思っております。 タイトルの「脳天ハイマー」は施設で生活しているお婆ちゃんが作った“造語”です。 アルツハイマーの事を「脳天ハイマー」と仰ってて何だかかっこいいなと思い、タイトルにしました。 ■ GOODEARTH presents 兎座番外公演in福岡「脳天ハイマー」 2024年10月5日(土)~2024年10月6日(日) 福岡県 ぽんプラザホール □ スタッフ 脚本・演出:藤原珠恵 □ 出演 小林愛里 / 藤原珠恵 / 古川奈苗 / 内浦純一 / 岡村多加江 / 牧野達哉 / 松本みゆき / 閏木ときたか / 高木稟 / すだあきら / にゃん原律多