【プロレス大賞】元日ブーイング浴びた清宮海斗が海野翔太へ「心配してないけど一緒にご飯でも」
51回目となる「東京スポーツ新聞社制定2024プロレス大賞supported byにしたんクリニック」の授賞式が8日、都内のホテルで行われ、敢闘賞を受賞したプロレスリング・ノアの清宮海斗(28)が、ノアの熱狂的ファンであるタレント山田邦子から賞状、トロフィーを贈られた。 他の選手の時は東京スポーツ平鍋幸治社長がプレゼンターを務めたが、清宮の番になると山田が壇上に呼ばれた。山田が「敢闘賞か~、大賞をあげたいですよ、私は。負けやがってよ~、ベルトないじゃん。ベルトこういう時にしてきたら格好良かったのに」と、元日に行われたノア日本武道館大会でGHCヘビー級王者だった清宮が、極悪軍団「チーム2000X」のOZAWAに敗れたことに触れながら賞状を読み上げると、会場から大きな笑いが起きた。 賞状自体、東スポらしく「スキャンダル写真の流出により、品行方正なイメージは崩れましたが」などとウイットに富んだ文章がちりばめられていたが、「気にしないで、東スポだからよ! もう社長!」などと山田が平鍋社長に文句を言うと、また笑いが起きた。 清宮はその後の会見で、武道館大会でヒールのOZAWAではなく、自分にブーイングが浴びせられたことについて「あの会場の空気、はじめて試合をしていてブーイングが飛んできたっていうのがかなりショックで、1日はがっつり引きずったんですけど」と告白。「それでも次の試合の時にはお客さんからすごい応援の声をいただけたので、ちゃんと今年はファンの方としっかり向き合いながら、お客さんの心を誰よりもつかめるレスラーになっていきたい」と誓った。 くしくも「ALL TOGETHER」で共闘した海野翔太(新日本プロレス)も一部ファンからブーイングを浴びる、清宮と同様の状況にある。清宮は「翔太は大丈夫ですよ。彼はもう根っからのヒーロー気質があるんで。今はちょっとブーイングがあるかもしれないですけど、頑張ってる姿は見てますし。自分は全然心配はしてないですけど。でも同じ状況に陥ったっていうのは共通してる部分でもあるので、2人でご飯でも行って話し合おうかなと思います」と思いやった。