銀座の名物ママがオススメする手土産は、塊のままの木箱入り「焼豚」!
ママとして20年のキャリアをもち、多くのお客様の良き相談役として銀座の街に色を添えている「クラブイプセ」の奈美ママが、モテる手土産を教えてくれる連載。今回は「東京やき豚」の『肉のたかさご』です。
■ 今月の手土産「東京やき豚」の『肉のたかさご』
昭和22年創業の精肉店の肉のたかさご。月島にある知る人ぞ知る有名店です。地元の人にも愛されるそこの名物が今回ご紹介する“焼豚”です。私がオススメする手土産用の焼豚は、肉の塊のまま木箱に入れてお渡しします。 あるお客様にお渡ししたら、「幼少期に贈り物でもらったハムの塊を丸かじりするのが夢だったんだよね~」と可愛らしいエピソードを後日聞きました。またある方は食べ方として、焼豚をスライスして脂が少し溶ける程度に火を入れて、それをブラックペッパーをかけたご飯の上にのせ卵黄を置いて食べた。とアレンジの仕方を教えてくださり、とても美味しかったと喜んでもらえました。ほかにもラーメンにのせたり、焼豚丼、チャーハンの具として、シンプルにそのままやネギチャーシューなどのおつまみとしても美味しいです。
秘伝のタレでじっくり煮込まれた肩ロース肉は素晴らしいご馳走。購入した際には、タレはもちろん温め方の説明まで付属しているので、どなたにも美味しく召し上がっていただけますよ。
毎年クリスマスから年末には店の前に大行列ができるほどの人気店で、店頭には精肉のほかにコロッケなどのフライ類や惣菜もあるので、足を運んでみてはいかがでしょうか? 焼豚はオンラインショップでお取り寄せもできます。塊のままの焼豚はインパクトがあり喜んでもらえること間違いなしです。
● 高木奈美(たかぎ・なみ)
長きにわたって夜の銀座という大人の社交場で経験を重ね、現在は「クラブイプセ」のママを務める。 2024年10月号より ※価格はすべて税込み価格です
写真/鈴木泰之(Studio Log) 文/高木奈美(クラブイプセ)