兵庫維新の会の代表選告示、2氏立候補 知事選対応巡り現代表が辞任
地域政党・兵庫維新の会の片山大介代表=参院議員=が辞任を表明したことに伴う代表選が15日、告示された。金子道仁(みちひと)参院議員(54)=全国比例区=と門隆志県議(57)=宝塚市選挙区=の2人が立候補を届け出た。22日に投開票される。投票権を持つのは県内の国会議員や地方議員と小選挙区支部長の計104人。 【写真】斎藤知事めぐり悩む県議たち 半数超「中傷」あった 朝日新聞調査 届け出が締め切られたあと、神戸市中央区の事務局では候補者2人による討論会が開かれた。 金子氏は「知事選をめぐって大きく混乱し、まだ続いている。斎藤県政にどう対応していくかはとても重要。先の衆院選で失った議席を取り戻すためにも、一致して頑張ることが必要」と訴えた。 また、門氏は「地方議員の我々が甘えることなく、兵庫維新の意思決定に関わることが重要。選挙期間中、維新支持者もアンチもいろいろとご意見を頂きたい」とした。 来年12月まで任期を残す片山代表は、11月24日の全体会議で辞任を表明していた。知事選などの対応について責任を取る形で、12月末で辞任する。新代表の任期は来年1月1日から2年間。(谷辺晃子)
朝日新聞社